このたび、西淀川区大和田に内科・消化器内科・肝臓内科・内視鏡クリニックを新規開業することとなりました。大学卒業後、大学病院の消化器内科に入局し、特に肝臓疾患、消化器内視鏡治療に力を入れてきました。
その後一般病院で消化器全般を専門、また一般内科として発熱、肺炎などの急性期疾患や糖尿病、高コレステロール血症、高血圧など生活習慣病にも深く向き合ってきました。体に不調を感じていても、不安が強く病院に行くのをためらっている人は多いようです。実際、症状が悪化してから来られた時にはかなり病気が進行しているケースもあります。それを防ぐためにも、不安があれば、とりあえず来てほしいです。病気は、「がん」でさえも、早期発見、早期治療で完治できます。胃や大腸の場合、早期なら検査の時に切除することも可能な場合があります。
肝臓は「沈黙の臓器」と言われます。そのため定期的な検診が非常に大事になります。肝炎ウイルス検診の必要性が強く指摘されています。アルコール多飲や肥満の方は「肝臓が悪いかも知れない」と思われることがあるでしょうが、B型肝炎やC型肝炎かどうかは、血液検査をしないと全くわかりません。C型肝炎のほか、B型肝炎、アルコール性肝障害、自己免疫性肝障害、非アルコール性脂肪性肝炎等の肝臓病の方からも多くの肝臓がんが見つかります。仕事が忙しく平日に休みの取得が難しい方が十分な検査を速やかにうけるのは困難であったり検診で異常が見つかったり、すでに症状があったりするにも関わらず、必要な検査を受けるまでの時間が長くなってしまうことがあります。土曜や日曜に検査が受けられる診療所をお探しの方は、ぜひ当院での受診をご検討ください。
もりわき内科・内視鏡クリニック
院長森脇 英一朗